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 駐車場の柱に、蝶のサナギを発見。春一番の羽ばたく日をじっと待っている。春への楽しみが、またひとつ増えた。

2006年01月16日

2005年度を振返り


 2005年度のわが家の帳簿整理を終えた。わが家には、2つの帳簿がある。家計簿と資産運用簿である。

 家計簿では、フロー管理(収支管理表)により、主に支出をコントロールしている。家計も事業と同じで、「入りを計って出を制す」が鉄則である。

 資産運用簿では、ストック管理(貸借対照表/バランスシート)により、資産の総額と割合を監視している。資産運用の結果は、保有する資産の種類の割合(アセットアロケーション)で70%〜90%が決まると言われる。現預金・株式・債券の保有割合は、資産運用でとても大切であり、経済状況の変化に適した見直しが必要である。

 さて、2005年は景気回復期を迎え、株価が急上昇した。日経平均も1年間で40%上昇した。我家の資産運用は、景気回復をにらみ株式比率をかなり高めにしてある。お蔭様で、株価上昇の恩恵を受けることができた。正直、想定外の好結果であった。

 しかし、単純に喜んでばかりはいられない。想定以上の株価上昇があったといことは、株式には想定以上の「ブレ」があるということでもある。資産運用では「ブレ」の幅がリスクとなるので、株式のリスクは想定以上に大きいことになる。

 わが家の資産運用では、リスク管理を最重要視している。昨年のように想定外の好結果が出た場合には、人はついつい大きく出たくなる。理性より欲望が強くなるからだ。一方、想定外に悪い結果が出た場合には、精神的に滅入り体調を崩す。理性より恐怖が強くなるからだ。正直、ほどほどが一番である。

 しかし、株価や景気は自分でコントロールできるモノではない。自分でコントロールできないモノは、事実を観察し受け入れることにしている。リスク管理の課題は、事実から将来を予測し、準備を整えることである。あてが外れたときは、神様は何を学べとおしゃっているのか、と考えることにしている。感情のコントロール(気の持ち様)がリスク管理における最重要テーマである。

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 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2006年]