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 夏ミカンの脇の木に、アゲハ蝶のサナギを発見。昨年の秋、最後まで夏ミカンの葉を頬張っていた奴かな。

2006年01月30日

読書助成金


 わが家には、読書助成金なる制度がある。子どもが本を購入した場合、半額を私が補助する。本の種類は問わない。マンガ・雑誌・絵本、なんでもOKである。

 本の購入後に、レシートと引換えに本代の半額を渡す。レシートをもらわなかった場合や紛失した場合には、補助金は受けられなくなる。補助金の先渡しは行わないため、購入時には本代の全額を貯める必要がある。

 この制度の狙いは、3つある。第一の狙いは、読書の機会を増やすことである。情報化が進み便利な時代となった。しかし、低価格で良質な情報源としては本が一番である。先人の経験や考え方を、手軽に入手できる。残念ながら、テレビ・新聞などのマスメディアでは、情報操作が必ず入る。生で著者の考え方に触れるには、読書が不可欠である。

 第二の狙いは、レシート集めに慣れさせることである。税制改革の流れを見るに、これからはサラリーマンでも帳簿付けのスキルが大切となる。家計も企業と同じである。独立採算制を強化することが大切であり、その仕組みづくりの重要性は増す。

 第三の狙いは、準備することの大切さを体験させることである。世の中には、沢山の機会がある。しかし、準備が無ければ機会は見えない。関心を持たないところ、係わりを持たないところに、機会を見出すことはできないからだ・・・・。

 先週、長男がカードゲームの攻略本を購入した。半年前から欲しかった本である。ちょっと古い本のため、近所の本屋では売れ切れ。それでも諦めずに、時々本屋を覗いていた。待望の本を見つけ、喜び勇んで購入してきた。

 長男は浪費家で貯金箱の残高はいつも厳しい。しかし、お年玉の貯えがあり本代を工面できた。もし本代の貯えがなく、借金を乞われても貸すつもりはなかった。『次の機会を逃さぬように』と一言で済ませるつもりでいたからだ・・・・。

 教育の視点では、良い機会を逃したのかもしれない。『次の機会は逃さぬように』と自分に言い聞かせた。

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2006年]