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鉢植えの苺から新芽が出てきた。地面にへばり付くように、ひとつ白い花が咲いている。
みずほ銀行で、行員による顧客情報の横流しが発覚した。行員が顧客情報を印刷し、暴力団の関与する詐欺グループへ渡したとのこと。
この事件は、「信用」を基本とする金融システムの根底を崩すものである。金融庁は、みずほ銀行への行政処分を直ちに決定した。日銀総裁も、「金融業にとって致命的欠陥を持っていると指摘されても仕方がない」と厳しく批判した。
情報漏洩の8割以上が、内部関係者が関わっている。元警視庁勤務の宮崎貞至氏は、この手の事件を著書『企業情報はこんな手口で盗まれる』で指摘していた。借金などの社員の弱みに付け込み、勤務先の企業情報を持ち出させる手口である。
残念ながら、この手の犯罪を防ぐことは難しい。従業員の借金状況はとてもセンシティブな個人情報であり、雇用主が監視するには限界がある。
銀行に預金または借入をする場合、取引状況が漏洩するリスクを対価として払うことになる。個人情報の漏洩リスクも考慮した上で、お付き合いする銀行を選択する必要がある。
しかし、銀行の管理体制に限界がある以上、個人情報の漏洩リスクをゼロにすることは不可能である。ならば、個人情報は漏洩するものとして、銀行とお付き合いするのが現実的となる。個人情報が漏洩しても、致命的な被害が家庭に及ばない対策が必要となる。
わが家では、複数の銀行とお付き合いを持ち、取引を分散している。学校や塾などの取引相手が金融機関を限定しているため、仕方なくという現実もあるが・・・・。正直言って、中には取引したくない金融機関もある。
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塾 長
(ピカイチ先生) |
このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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