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 隣の家では、庭の芝焼きが行われた。我が家では、まだ一度もしたことがない。今年こそはと思いつつ・・・・・。

2006年03月06日

東大で教えた社会人学


 資産運用を始めた方から、「最初に読む本として良いモノありませんか?」とよく質問を受けます。自分の過去を振り返り、その切実さを実感します。そこで、毎月最初のコラムを『読書広場』とし、おすすめ本を紹介しています。


本の詳しい説明へ 【出版社】 文藝春秋
【著者名】 草間 俊介、畑村 洋太郎
【出版日】 2005年1月
【価 格】 1,470円(税別)
【対象者】 初心者 (・破・離)



 1980年代、多くの会社の社長は文系出身者で占められていた。「失敗学のすすめ」を説く畑村氏は、経営における自然原理の欠如を危惧していた。

 とかく技術者は、目の前の研究・仕事にのみに没頭しがちである。社会や経済から距離を置き、社会経験や経済知識といったスキルを身につける機会を損失し、社長としての器が育成さない。

 東大で工学を教えていた畑村氏は、「社長になれる技術者をつくりたい」という想いがあった。この想いを形にしたのが「産業総論」という授業である。教壇には、技術系の出身でありながら商社に就職した草間氏が立った。

 本書は草間氏の講義をまとめたものである。テーマは、就職・会社・生き方・老後と、就職から老後までの生涯にわたる。「お金」や「組織」に関する現実を、とても端的に語られている。

 経済常識としては「お金」が、社会常識としては「組織」が、現実の世界で大きな力を持っている。この現実がどのように出来上がり、どの様に機能しているのか? これからどのように変わるのか? 自分の人生設計を考える上で、とても有意義な一冊である。

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 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2006年]