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 庭木に巣づくりされたヒヨドリの卵が全滅した。カラスに襲われたようだ。朝、卵を暖めていた親鳥も、昼には姿を消し二度と戻って来ない。自然の摂理について、いろいろと考えさせられた。
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2006年07月10日

新生銀行の普通預金金利引上げ


 日銀のゼロ金利政策解除を睨み、国内金利の動きが活発になって来た。10年国債の利回り上昇により、長期金利は2%直前。ここにきて、大手銀行が1年未満の定期預金金利も引上げた。

 10日に、銀行は定期預金金利を引上げた。3ヶ月定期預金は0.02%から0.1%へ、6ヵ月定期預金は0.02%から0.12%へ引上げられた。引上げ率で考えると、3ヶ月定期預金が5倍、6ヶ月定期預金で6倍と大きい。

 取り残されていた普通預金金利も、新生銀行が8月から引上げることを発表した。金利は預金残高により異なるが、現行の0.001%から0.01%〜0.25%に引上げられる。引上げ率で考えると、10倍〜250倍である。

 市場では、ゼロ金利政策解除を織り込み、後は発表を待つだけという状況が出来上がりつつある。日銀と政府とのゼロ金利政策解除への道筋は、大きな混乱も無く上手く機能している。

 さて、ここで問題になるのは『家計』への影響である。金利上昇局面では、お金の借り方(住宅ローンなど)も、お金の殖やし方(金融商品の選択など)も変わる。「よく分からないから、何もしない」では、自助努力・自己責任の時代を生き残るのは難しい。

 とはいえ、多くの人は日々の仕事や生活に忙しく、金利上昇局面への防衛策を考える時間が殆どとれない。自分の人生にとって、大切な岐路となるのだが・・・・・(とても残念である)。

 ありがとう投信株式会社の村山社長と歓談した際、「多くの人が社会変化に気づかず、変化に対応する人は一握りに限られる。そんな日本社会の将来を危惧しています」と話しかけた。村山社長の応えは、「欧米でもそうだったのだよ。それは避けて通れない現実であり、動ける人から動くしかない」と。

 社会変化について、一人でも多くの人に気づいてもらいたい。動き始めてもらいたい。そんな願いを上手く伝えることが、今の自分の課題であり、楽しみでもある。

 金利上昇により、銀行間の新たな競争も始まるだろう。そこで何が起こるのか?

 家計を守るために、家計の外にも関心を持ってもらいたい。学校もマスコミも真実を教えてくれない。学校にも、マスコミにも、それぞれの立場があるからだ。ならば、自ら学ぶしか手はないのである。

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2006年]