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 鉢植えのミニトマトの収穫が始まった。熟した実は、ブドウの様に甘い。楽しみがまたひとつ加わった。

2006年07月17日

日銀のゼロ金利解除


 14日に日銀がゼロ金利を解除し、市場の短期金利(無担保コール翌日物)の誘導目標を実質0%から0.25%に引き上げた。

 私の中学時代には、日銀は公定歩合で金利をコントロールし、インフレを抑制すると教わった。銀行は、日本銀行からお金を借り、そのお金を企業に貸出していた。企業への貸出し金利は、公定歩合に連動して上下したので、日銀は公定歩合の上げ下げで市場金利をコントロールできた。

 今では、公定歩合は飾りであり廃止論も出てきた。お金を借りたい銀行は、日銀からではなく、コール市場を通して他の銀行からお金を借りる。このときの金利が今までは0%であった。これを0.25%に誘導するといのが、今回のゼロ金利解除である。

 コール市場における金利は、お金を借りる銀行と貸す銀行間のバランスで決定する。日銀は、金利を目標値0.25%へ誘導するのであって、決定することはできない。金利は市場のルールにより決まる。

 経済成長期に上手く機能したルールや組織は、今では弊害の方が多くなってきた。このため、動けるところから徐々にルールや組織の改革が進んでいる。皆の公平な参加で成り立つ市場では、弊害の解消が生命線であり、いち早く改革が進められている。

 金利以外の株式市場や為替市場でも、改革は進んでいる。一部の既得権益団体により足を引っ張れながらも、改革は着実に進んでいる。ライブドア事件や村上ファンド事件にしても、多くの人が関心を持ち、株の購入の有無は別として、株式市場に参加する様になった。 

 われわれの生活環境では、市場から受ける影響が増加している。これは現実であり、良し悪しを議論しても何も解決できない。ならばどうすればいいのか? まずは市場について知る必要がある様だ。

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2006年]