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蝉の鳴き声、暑さを耳で感じる。ジリジリとジリジリと耳から全身に響く。しかし、夜には虫の音が暑さを和らげてくれる。残暑の季節である。
地域づくりのセミナーで、組織における3つの『シ』の大切さを教わった。3つの『シ』とは、「志」「師」「資」である。
組織が目的を達成するために、最初に実行することは「同志を集める」ことである。同じ想いを持つ人が集まることである。組織結成の段階でよく誤ることは、人集めに気がとられ、想いが異なる人を集めてしまうことである。組織が目的に向かい歩む中では、想いの違いがとても大きな障害となる。
組織が結成され行動を始めるときに大切なのが「良い師匠」に教わることである。モノごとには基本があり、まずは基本を守ることである。基本には、多くの先人の知恵が詰まっている。
2つの段階を経て、組織は自立した行動を開始する。この時点で必要なのが「軍資金」である。何事をするにも「お金」がかかるのが現実であり、理想論・精神論だけでは目的を達成できない。
組織として目的を達成するには「志」「師」「資」の3つが大切である。そして、この順番も大切である。いくら「資」をつぎ込んでも基礎土台である「志」がなければ、その組織は必ず倒れる。
私たちの生活で最も身近な組織は、「家庭」である。家庭における「志」とは、「どんな人生を過ごしたいか」となる。「師」とは、家庭が望む人生を実現するために「いつ、何をするか」を計画することとなる。そして最後が、計画を実行するために「お金をどう工面するか」となる。
ここで大切なのが、順番である。多くの人が、「お金のやりくり」については考えている。しかし、「生涯の計画」について考えている人は少ない。生涯の計画を考えるには、「どんな人生を過ごしたいか」を考える必要があるが、これを意識している人は極少数である。
戦後教育の影響で、私たちは「考えない」ことに慣らされている。「考える」ことが、豊かな人生への第一歩であるのに・・・。
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塾 長
(ピカイチ先生) |
このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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