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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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【 モミジ 】

散り始めたモミジの枝から、
新芽が顔を出した。
短い期間だが、
若葉が目を楽しませてくれる。
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2006年12月18日

世界一、日本人の富


 国連大学の世界経済研究所(ヘルシンキ)が行った「世界の富の分布」調査結果が発表された。一人当たりの「富」では、日本が181,000ドル(約2,000万円)で世界一となった。

 上位の国では、米国の144,000ドル(約1,600万円)、英国の127,000ドル(約1,400万円)が続く。最底辺の国は、コンゴ民主共和国の180ドル(約2万円)、エチオピアの193ドル(約2万円)であった。

 世界の平均は26,000ドル(約300万円)。日本人は、世界平均の7倍の「富」を持つ。最底辺の国に比べると、約1,000倍の「富」を持つ。

 では、「富」を持つ日本人は「豊かな」生活をしているのか?

 物質的な豊かさを手に入れた我々は、新たな「富」を求めて迷走している。世界一の「富」を有しながら、「富」を「豊かさ」に変換するのに戸惑っている。

 戦後の物不足から我々は物質的な「豊かさ」を充足させて来た。各家庭にモノが行き渡った現在、新たな充足感を求めて迷走し始めた。

 我々はサラリーマン・会社・労組・農協等と言った「供給者」の視点からのみ捉えていた社会を、供給の対極である需要する側、「生活者」という立場でも捉え始めている。温暖化やゴミ問題といった環境問題はその典型である。

 我々が持つ世界一の「富」をどう分配するか?

 我々が「豊かさ」を実感するためには、「生活者」の視点で「富」を分配する新しい仕組みが必要である。そのためには、我々一人ひとりが「生活者」の視点から「豊かさ」についてもっと考える必要がある。

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2006年]