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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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【 オオデマリ 】

オオデマリが満開となった。
小さな花が丸く寄り添い、
手毬のようである。
緑の花が日に日に白さを増す。
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2008年05月12日

ノロノロ運転のお婆さん


 GW連休、千葉県に車で出かけた。帰り道、国道を避け裏道を使うことにした。カーナビはなく、4年前に購入した地図が頼りである。

 一面田んぼの真ん中、赤信号で止まる。新しい道路ができ、地図に記載されていない立派な道が目的地の方向へ続く。

 予定していた裏道は昔ながらの旧道。細く曲がりくねった道が、視界の悪い街中をぬける。一方、新道は田んぼの中を真っ直ぐに続いている。

 新道はどこまで続くか分からない。旧道と平行しているので、いざとなれば旧道に戻ればいい。行けるところまで、新道で行くことにした。

 新道は目的地のちょっと手前で行き止まり。しかたなく旧道へ戻ると、前の軽自動車の運転手はお婆さん。法廷速度以下の超ノロノロ運転である。追い越し禁止の道路を、ブツブツ言いながらついて行く。

 しばらくすると、猛スピードで後続車が接近。見覚えのあるワゴン車である。新道へ進路変更する前、猛スピードで追い越していった車だ。地元ナンバーのワゴン車は、私の車とお婆さんの車を追い越し、すぐに見えなくなった。走り慣れた道、運転には自信があるのだろう。

 ところで、ノロノロ運転のお婆さんに出会わなかったら、どうなっていたのだろう?

 きっと、安全運転(?)の私の車が、猛スピードのワゴン車より早く目的地に着いていただろう。

 ワゴン車は通い慣れた道を、環境の変化を意識することなく、先を急ぐ。一方、景色を眺めながら走っていた私の車は、環境の変化に気づき旧道から新道へ。結果は・・・・。

 環境の変化が増す中、周囲を見ずにがむしゃらに頑張り、空回りしているコトが沢山ある。周囲の人から見ると、それがよく見える。しかし、本人は気づかない。

 今回、身近な環境変化を感じることの大切さを再認識した。ノロノロ運転のお婆さんのお陰である。

 お婆さん、ありがとう!

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塾 長
(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2008年]