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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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2008年11月10日

株の成行注文


 最近、株を買い増しした。最近の株価暴落で、前々から注目していた会社の株価も下落したからだ。

 初めての試みとして、「成行」で買い注文をした。成行注文では、株の買付価格は時価となる。価格の不確定さが、不安として重くのしかかる。

 一方、成行注文は価格を指定した注文より優先されるため、ほぼ確実に買付ができる。価格が折り合わずに、買付の機会を逃すことがほぼない。

「株価が大きく下落しているいまが買い時だ」との判断から、今回の買付を決断した。だから、一日の中の株価の変動を気にするのは本筋ではない。

 不安という感情を本筋という理論で乗り越える、これが今回の成行買いの目的のひとつである。

 何事にも不安はつきものである。不安をゼロにすることは不可能である。ならば不安と上手く付き合うことが大切となる。

 わが家に適した不安解消法を身に付けることは、わが家の生涯設計(特に資産運用)にとって不可欠である。そのためには、理性を持った試行錯誤の積み重ねが必要である。

 理性と感情との相乗効果を考慮した、日々の成長意欲が大切となる。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2008年]