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〜 物理頭のシステム屋が、経済の現場を因数分解する 〜

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ドウダンツツジが、
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冬が確実に近づいている。
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2008年11月17日

金貨の一部販売停止


 夕方に株価と金価格を確認するのが、毎日の日課となっている。株価はヤフーファイナンスで、金価格は田中貴金属工業(株)で確認している。

 先週突然に、「金貨の一部販売停止」のお知らせが目に飛び込んだ。金融危機により欧米では金貨への投資が盛んで、金貨が品薄とのこと。

 現場はどうなっているのか? 興味津々である。

 早速、現場視察を決行。田中貴金属工業の直営店(GINZA TANAKA 銀座本店)を訪問した。

 開店10分前、お店に到着。開店時には20人ほどの行列となる。入店時に順番券を受け取り、3階の地金売買コーナへ。

 ウィーン金貨(1オンス)の購入を希望すると、本日は在庫なしと断られた。金貨の品薄状態をいきなり実感させられた。

 購入できるコイン(1オンス)を確認すると、メイプルリーフ金貨のみ。プラチナコインは、イーグルコインもメイブルリーフコインも在庫なしとのこと。

 折しも金融サミットでは、サルコジ大統領が基軸通貨ドルの終焉を表明した。信用できる通貨不在のなか、通貨としての金には安心感がある。通貨分散のひとつとして、金への分散は一考の価値がある。

 今回、メイプルリーフ金貨を購入した。ペーパーマネーである円・ドル・ユーロが抱える不安から、多少回避できた。金には、金銭的価値とは別に、安心感という感情的価値もあるようだ。

 金には不思議な力がある、と言われる。動乱時の精神安定剤かも? 金と上手くお付合いすることの大切さを実感した。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2008年]