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2010年03月22日

地震のリスク管理と子共たち(2)


 2日続けて大きな地震があった。この機を逃すまいと、子共たちと一緒にリスク管理について話し合った。

「地震のとき、頭を枕で覆い、うつ伏すにしていた。その態勢では、周囲を見ることができないよね。」と言うと、子共たちがうなずいた。

「地震のときは、モノが倒れて来たり、火が出たり、何が起こるかわからない。そんなとき、目をつぶっていたら、余計に危ないのでは?」と質問を続けた。

「でも・・・・」。 理屈はわかるが、実行するには・・・・。モヤモヤが残る返事であった。

 しばらくの沈黙の後、この機に教えたいことを切り出した。

「人は、自分に都合の悪いコトは見たくない。とくに怖いことはね。だから目をつぶり、怖いことはなかったことにする。地震のとき怖かった?」

 大きくうなずいた。一人で抱え込んでいた後ろめたさが、皆同じと知り解放され、安堵したことが伝わる。

「恐怖から逃げてはダメだよ。 目の前の都合の悪い現実に目をつぶってはダメだよ。 結果はどうであれ、現実を見ている方が、見ない方より生き残れる可能性は高いからね。」

 いま社会は大きな転換期を迎えている。地震より怖いコトが起きようとしているのかもしれない。自分が努力し積み上げてきた過去が、リセットされるのだから。

 でも、現実から目を逸らしてはいけない。恐怖で目をつぶってはいけない。子供たちに説教しながら、自分に言い聞かせていた。

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 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2010年]