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ハーバード大学のサンデル教授の講義「いま生き延びるための哲学」はいつも白熱する。1,000人以上の聴講生が集まり、たとえば「正義」について話し合う。みんなで考える講義である。
先日、教授の授業がテレビで紹介された。臨場感溢れる講義風景を見て、考える場の大切さを痛感した。同時に考える場を主宰する者の責任も痛感した。
番組の最後で、みんなで考える場を運営するに際して、サンデル教授が行っている技法に触れた。学生を指名する際に採用している2つのルールがある。
「常に手を挙げている学生を指さない」
「すぐに手を挙げる学生を指さない」
理由は簡潔だ。常に手を挙げている学生は、他人の意見を聞いていない。聞く耳を持たない自分よがりの考えは、みんなで考える場では役立たない。
すぐに手を挙げる学生は、自分で考えることをしていない。個人で熟考されていない考えも、みんなで考える場では役立たない。
このルールが学生に明示されているかは、定かでない。しかし、このルールは現実に採用されおり、提言したい学生はこの厳格な審査をパスせねばならない。
「講義に出席するのは自由だよ。でも講義に参加するには暗黙の審査にパスしてからね」となる。
暗黙の審査に気づき、適応できた者のみが議論に参加できる。機会は平等に与えられている。しかし、結果平等などといった甘えは許されない。みんなで考える講義は、社会の現実の縮図でもある。
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塾 長
(ピカイチ先生) |
このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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