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2015年03月16日

大震災から4年、家族の絆


 東日本大震災から4年、政府追悼式典における遺族代表(当時15歳女性)の言葉である。

 あの日、中学校の卒業式が終わり家に帰ると大きな地震が起き、津波が一瞬にして私たち家族5人をのみ込みました。

 流された後、運よくがれきの山の上に流れ着きました。その時、足元から私の名前を呼ぶ声が聞こえ、見ると変わり果てた母の姿がありました。

 がれきをよけようと頑張りましたが、私一人にはどうにもならないほどの重さ、大きさでした。母を助けたいけれど、ここにいたら私も流されて死んでしまう。

「行かないで」という母に「ありがとう、大好きだよ」と伝え、近くの小学校へと泳いで渡りました。(03/12毎日新聞より)

『「ありがとう」と伝えた』との一言に、「私も同じことをした」と思わず声を上げた。

 原発事故による避難の前夜、荷物の整理をしながら、家族一人ひとりの顔を浮かべ、何度も何度も『ありがとう(今まで一緒に生きてて楽しかったよ)』と伝えた。

 あの日、家族との[絆]を切れずに、津波の犠牲になった仲間がいる。○○さん、○○君にも、いま伝えたいことがあるだろう。

 あの日、家族との[絆]を切ることで、生かされた仲間がいる。過去との[絆]を切ることで、いま生かされている仲間がいる。

[絆]という言葉の解釈は、人により異なる。震災の体験を通して、わが家の[絆]の解釈も変わった。わが家では、テレビに向い「[絆]を安易に使ってほしくない」と時々声が上がる。

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(ピカイチ先生)


 このコラムは、メルマガ「ピカイチ生活経営便り」からの抜粋です。
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[2015年]